「かかし」

                          作詞・曲 旁月 今日人

             制作 1997〜1998年頃 事務所 自室にて

                2006.8.23 恵那市中津川阿木川ダムにて 再制作

 

   1. 駄目(だめ)なあたしを見つける度に 昔に()れた貴方(あなた)を想う

       貴方の素顔を思い出す度に 夕暮(ゆうぐ)れがやけに目に()みる

      過ぎた昨日を見つける度に あたしが惚れた貴方を想う

       帰らぬ貴方思い出せば     真西(まにし)に夕陽が落ちてゆく

 

        途方(とほう)()れてるあたしの その肩越(かたご)しに

        田んぼの案山子(かかし)が突然に こっちを向いて(さけ)び出す

         「帰りたい・・・。」 「帰れない・・・。」 

           どちらも どちらも とうりゃんせ

 

   2.  夜の(とばり)薄目(うすめ)を開けば 星も見えない天の川(あまのがわ)

         貴方の行方(ゆくえ)(うらな)えど さっさと夜が明けてゆく

      駄目なあたしと知ってても それはそれなりに夢もある だけど

       不幸にゃなれても幸せに ちっともなれる気がしない

 

        途方に暮れてるあたしの その肩越しに

        昔のあたしが突然に 背中を叩いて叫び出す

         「帰りたい!?」 「・・・。」 「帰れない!?」 「・・・。」 

           どちらも どちらも とうりゃんせ

 

      「馬鹿(ばか)は馬鹿でも 馬鹿なりに 人並(ひとな)みに生きてみたいのよ。」

        人並みがなんだか忘れた頃に 次のちにまた気付く

 

           途方に暮れてるあたしの その肩越しに

        都会の案山子も突然に こっちを向いて言いやがる 

         「帰りたい、帰りたい。」 「帰れない、帰れない。」 

           どちらも どちらも どちらも とうりゃんせ

 

       「馬鹿は馬鹿でも 馬鹿なりに 誰かを愛してみたいのよ。」

        愛がなんだか忘れた頃に 次の過ちにまた気付く

 

 

best alubum 2 photo